Audience Response System、クリッカー、アンサーパッドと呼ばれる
講義や授業・学会・セミナー・イベントプレゼンテーションで使用できる
ICT(Information and Communication Technology)を取り入れた支援システムです。
現在、文部科学省の教育振興基本計画では 大学教育にICTの利活用を推奨しています。
複数の選択肢から1つの選択をする「単一問題」、選択肢を正しい順番に変更する「並べ替え」、候補者から投票で当選者を決定する「選挙」など、問題に応じた集計方法を選択することができます。
回答者の個人別、グループ別に結果を集計表示することが可能です。また、グループ内でMVPを表示することができます。結果を瞬時に回答者に伝えることで、回答者のモチベーションに繋がり、回答率や出席率が上昇します。
縦グラフ、横グラフ、円グラフだけではなく、以前に行った質問を並列して比較できるオプションの比較、そして2つの項目を横軸として分析できるクロス集計がご利用頂けます。問題に対しての学生の理解度、関心の度合いが瞬時にグラフ化することが可能です。
通常の講義では10分程度しか集中を維持できません。しかし、クリッカーを使用した参加型の授業にすることで学生の集中力を持続させます。
問題の正答率がわかるため、自分だけ理解できていない不安へのカウンセリング効果が期待できます。また、個人で考えるよりも理解の定着率が増加します。
講義に能動的に参加しなければ、高い学習効果は得られません。クリッカーは講義への参加を助長し、高い学習効果を得られます。
問題ごとに正解率が算出できるため、正解率を成績に反映することで参加率の向上が見込まれます。
通常の講義では、理解度の把握は最終試験で行われます。クリッカーを使用することで、設問ごと、あるいは講義ごとに理解度を知ることができます。